大切な本71「ここは退屈迎えに来て」
追いかけたい女性作家さん その3
むちむち
2024.10.17
誰でも
山内マリコさんもR-18文学賞をきっかけに作家デビューされた魅力的な書き手のお一人。
映画化された作品(「あの子は貴族」よかった!!)や雑誌などでの連載エッセイも多く、その活躍ぶりは言わずもがなだけれど、私はデビュー当初から注目していたのよ!と(誰にともなく)主張したい。
どの作品もはずれなく面白いしセンスも秀逸だから(タイトルもどれも素敵)、数ある作品の中から数冊選ぶのにとことん悩んでしまう…小説の世界に浸れる時間も幸せだけど、好きな女性作家さんの綴るエッセイはやっぱり私の大好物。結婚をめぐるあれこれも、お買い物にまつわるなんだかんだも、手練れの書き手にかかると更にスタイリッシュに読ませる作品に仕上がってしまうのはやっぱりプロの書き手ならではだなあ…
読み進める時間が楽しくて、最後のページにたどり着くのがもったいないと感じさせられる。
地方で育ち都会に憧れる感じとか、フェミ的目線でもやもやする日常の出来事など共感ポイントも多い。ほぼ同世代なこともあって一方的に親しみも感じてる。
次は彼女の結婚生活にまつわるエッセイの映像化、希望します♡

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