私の読書遍歴④好きなジャンルその1 フェミニズム

自分がフェミニストだと意識してきたわけではないけれど、子どものころから男性だというだけで偉ぶったり女性だからとさげすまされる風潮にずっともやもやしながら生きてきた気がします。
むちむち 2024.03.15
誰でも

学生時代の名簿で必ず男子が先だったり、生徒会長は男子で副会長が女的な、女は横でフォローするサブ的な立ち位置、誰が決めたの??って素朴に疑問に思っていました。

自分は小学生の時担任の無茶ぶりで児童会長に立候補したのですが、どうやら女子生徒では立候補自体が初めてだったようでスピーチでもことさらにそこを強調するように言われました。

女だろうと関係ない、という内容は盛り込んだ記憶があるのですが(そもそも無理やり担ぎ上げられての立候補たので、目立つことの嫌いな自分は特に当選にも執着していなかった)、わざわざ女でもやったるでーと言うのも変だなあと思いながらのスピーチだった気がします。

在日コリアン3世ですが、そうしたマイノリティ性を生まれながらに持っていたことも少なからず関係している気がします。

このあたりのことはまた別の機会にじっくり話せたらと思いますが、そうそう、フェミニズムのはなし。

強い女性が主人公の小説も大好きだし(さっと思い浮かぶのは桐野夏生さん、川上未映子さん、角田光代さん、深沢潮さん、また最近パワフルな韓国文学界隈など…)、上野千鶴子さんら著名なフェミニストたちの著書からもいつもエンパワメントされます。最近はフェミニストと堂々と名乗り活動している若い世代も増えているようで、フェミニスト=かっこ悪いなんて全然言わせない雰囲気が素敵。

そして男性でもフェミニストであってよいよねと。武田砂鉄さんの発信するものも大好きで、著書はもちろんラジオなどのメディアも頻繁にチェックしています。

社会学としてのフェミニズム、文学の中にあるフェミニズム、日常で感じるフェミニズム…

私の心を揺さぶってくれるテーマの一つです。

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